傾聴とは言葉の奥にある感情に耳を傾けるという事だそうです。辛いこと、悲しいこと、腹が立つことなど誰かに聞いてもらいたいと思われるのは認知症の方も例外ではありません。あるご利用者様が、夜間居室の戸を大きな音を立て開けたり閉めたりしておられました。「どうされましたか」と笑顔で優しく声を掛けると「何がおかしいんだJと誤解を受け厳しい言葉が返ってきました。難聴の方でもあり、表惰で受け取られ理解してしまわれる事があります。そこで、とても心配そうな顔で声を掛けると、心を開かれご自分の気持ちを笑顔で話して下さいました。一言で傾聴といっても難しいですが、その方の心の声を理解し、考え、思いを引き出す事が出来るように努め、毎日を穏やかに過ごして頂けるよう努力していきたいと思います。                   (2017.6.13)